下積み編 | 言葉の壁の向こう側

下積み編

たまに、中国の方たちと一緒に働いていた頃を思い出します。

このブログにも何度か登場していますが、たぶん今後も出てくると思います。

言葉が通じないって、なかなか大変です。説明するだけで時間がかかるし、お互い何を言っているのかわからなくてイライラすることもある。

でも、その分だけ面白いことも起きるんです。

ホテルで働いていた頃のこと。

私は勝手に「ここは日本なんだから日本語が通じるだろう」と思っていました。

ところがある日、ふと気付いてしまったんです。

朝出勤して周りを見渡すと……

中国人、中国人、中国人、中国人。

あれ?

ここ、もしかして私の方が少数派?

私は日本だからホームだと思っていたのに、気付けば完全にアウェイでした(笑)

周りでは中国語が飛び交い、何を話しているのか全くわからない。

勝手に「今バカにされてるんじゃないか?」なんて思ったりもしていました。

もちろん被害妄想です(笑)

そこで私は一人の中国人スタッフと契約を結びました。

「あなたは私の中国語の先生」

「私はあなたの日本語の先生」

よろしくお願いします。

ある日。

外に放置されていたキャベツが腐って異臭を放っていました。

なぜそこにあったのかは、今でもわかりません。

そのキャベツを指差しながら先生が何か聞いてきます。

たぶん、

「これは日本語で何て言うの?」

そんな感じだったと思います。

私は答えました。

「くさい」

先生は満足そうにうなずきました。

今思えば、その質問自体が中国語だったので、本当は何を聞かれていたのかもわかっていません(笑)

数日後。5人くらいで別の作業をしていた時でした。突然、その先生が大きな声で言ったんです。

「とてもくさい!」

えっ?

えっ?

えーーーーっ!?

「とても」なんて教えてませんけど!?

なんでレベルアップしてるの!?

しかも突然!

私は完全にツボに入ってしまい、笑いが止まりませんでした。

周りの人たちは何が面白いのかわからず、ポカンとしていましたが(笑)

その後、私も先生から中国語を教えてもらいました。

たしか、

「フェイ ターン トゥー」

みたいな発音だった気がします。

たぶん違います。

かなり怪しいです(笑)

言葉は完璧には通じませんでした。

でも、不思議なことに仕事は回るんです。

むしろ片言だからこそ伝わるものもある。

今思うと、あの頃の経験が今の仕事に生きているのかもしれません。

ペンションに外国からのお客様が来ても、ジェスチャーと翻訳アプリでなんとかなる。

いや、なんとかなっていると思っています(笑)

本当に伝わっているかは知りませんが…。

まあ、「とてもくさい」を覚えた頃から比べれば、少しは成長したのかもしれません。

こんな記事も書いてます。

こちらも、中国の方とのやり取りの記事です。お時間ある方お付き合い下さいね!

通訳は中国人

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