山の上の経営録 ❘ ⑭〜君子になれない男〜

ペンション経営

「人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。」

ひと しらずして いきどおらず、また くんし ならずや。

「慍みず(いきどおらず)」

漢文の読み方だから、現代の送り仮名とはちょっと違うんですよ〜。ちなみに『いきどおらず』と読みます!

その辺は、ごめんなさい。私に聞かないで!(笑)

孔子の有名な言葉です。

意味は、

「人に自分を認めてもらえなくても、腹を立てない。それこそ君子ではないか」

ということらしい。

ちなみに「君子」とは、立派な人、できた人のこと。

なるほど。

素晴らしい。……。

いや、無理だよ〜!(笑)

人に認めてもらえなくても腹を立てない?

まあ、腹は立たないですよ。

でもね。

認めてもらえるから、頑張ろうと思う時もあるんですよ。

ブログもそうです。

特に告知していなくても、誰かが読んでくれている。

「読みましたよ」

なんて言ってもらえる。

それだけで、また書こうと思える。

料理だってそう。

「美味しかった!」

と言ってもらえる。

最近では、

「下でお店出してよ!」

なんて言ってもらえることもある。

いや〜、ありがたい。

めちゃくちゃ嬉しい。

出店だってそうです。

イベントに出て、

「次はいつ出店するの?」

なんて聞いてもらえる。

これも嬉しい。

そういう言葉をもらうと、よし、もうちょっと頑張ろう!

と思えるんですよね。

だから私は……

君子にはなれないな〜。(笑)

言葉って、すごいですよ。

たった一言で、ものすごく励まされることがある。

やる気が倍増することだってある。

逆に、誰にも見られていない。

誰にも評価されていない。

そんな状態だったら……

たとえ将来ものすごく有名になる研究をしていたとしても、

「ねぇねぇ、聞いてよ!」

って、誰かに話したくなると思う。

「すごいでしょ?」

って、誰かに褒めてもらいたくなる。

……小さい男なのかもしれない。(笑)

そんなことを考えていたら、孔子という人が、どんなことを大切にしていたのか気になってきました。

孔子が大切にした考え方の一つに

「仁」があります。

人を思いやる心。

そして「礼」。

人として守るべき礼儀。

自分自身を磨くこと。

人から評価されなくても、正しく生きること。

そして、学ぶことは楽しいという考え方。

う〜ん。

難しい。

隣の畑は、いつも青く見える私。

困っている人がいるのに、声をかけられなかったこともある。

「自分自身を磨く」って……

何を磨けばいいんだ?(笑)

評価されなければ、落ち込むこともある。

「正しく生きる」っていうのも……

そもそも、正しいって何だ?(笑)

学ぶことは楽しいかな〜。

……まあ、それはちょっと分かる。

こうやって知らないことを調べたり、考えたりするのは、意外と楽しい。

人生も半分くらい生きたと思うけど、まだまだ分からないことだらけです。

人の気持ちも。

自分の気持ちも。

「こういう人間になりたい」と思っても、なかなかそう簡単にはなれない。

だから……

やっぱり私は、君子にはなれないな〜。(笑)

山の上で、ちょっと仙人ぶってるのに。

今日も誰かに褒めてもらえると、ちょっと嬉しい。

そして、また頑張ろうと思う。

……まあ、それくらいの人間でいいのかもしれません。(笑)

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