山の上の経営録 ❘ ⑮〜イシュタル〜

ペンション経営

なぜか突然、頭の中に「イシュタル」という言葉が浮かんできた。

イシュタル?

実は……私……

結構オタクだから……知ってるんです。(笑)

たしか、古代メソポタミアで信仰された女神で、愛や戦いなどと結びつけられていたはず。

……たしか。

あれ?

なんか、結構恐ろしい女神じゃなかったっけ?

「私を怒らせたら戦争になるわよ」

くらいの感じだったような……。(笑)

嘘を書いたらまずいので、一応調べてみます。

………。

まぁ、そんな感じだと思います。(笑)

※神話にはいろいろな解釈や伝承があるので、詳しい話は専門家にお任せします。(笑)

そういえば、北欧神話のフレイヤも、愛や美だけではなく戦いや死と関わる女神だったような……。

なぜ「愛」と「戦い」なんだろう?

私の中では、どうも逆のイメージなんですよね。

愛と戦い。

……。

頭の中、大変そうだな?(笑)

そんなことを考えていました。

ただ「イシュタル」という言葉が頭をよぎっただけなのに。(笑)

でも、しばらく考えていたら……

ふと思った。

経営者と料理人も、結構逆じゃない?

これ、最近になってようやく分かってきました。

経営者の自分。

料理人の自分。

この二人、めちゃくちゃぶつかります。(笑)

「原価を下げたい」

経営者だもんね。

利益を残さなきゃ、商売は続かない。

    vs

「でも、美味しくしたい」

そりゃ料理人だもん。

美味しいものを作りたい。

原価を下げられたら、使いたい食材が使えなくなっちゃうじゃないか!

「手間を減らしたい」

そうだよね。

残業時間も減らしたい。

料理人なんて、昔から残業ばっかりだもんな。

    vs

「料理人として妥協したくない」

そうなんです。

妥協したら、料理人である意味がなくなっちゃう。

「価格を上げたい」

物価も上がっているんだから、当然でしょ!

    vs

「お客様に高いと思われたくない」

これも、めちゃくちゃ分かる。

「こんな料理で、こんな値段するのかよ」

なんて思われた日には……うわぁぁぁ……。(笑)

こうやって料理をしながら経営のことまで考えていると、もう、頭の中でバッチバチの戦争です。(笑)

原価。

手間。

価格。

味。

サービス。

利益。

お客様。

料理人。

経営者。

頭の中をミサイルが飛び交っています。(笑)

そして最近、ふと思うんです。

料理人でありながら経営者でもある人って……よくやるよな〜。

実際に自分でやってみて、初めて分かりました。

料理だけでも大変。

経営だけでも大変。

それを一人で両方やる。

そりゃ、頭の中で戦争も起きます。(笑)

でも……10年間、よくやってきたな。

料理人としても。

経営者としても。

まだまだ足りないところだらけだけど……

たまには、自分を褒めてあげても良いのかもしれません。(笑)

……あら?

そういえば……

イシュタル、どっか行ってしまった。(笑)

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