男なら、一度は憧れる山籠り!
……いや、憧れないか(笑)。
今回の主人公は、そんな山籠りをした男。
その名は、
「廣智(こうち)」
伝承では、奈良時代末、8世紀の人物で、鑑真の法孫。
そして、智満寺の開創者として伝えられている僧侶です。
廣智、千葉山へ
智満寺の寺伝によれば、その起源は宝亀2年(771年)。
廣智が千葉山に入り、草庵を結んだことが始まりとされています。
草庵を結ぶ。
今風に言えば……
廣智、千葉山でキャンプ開始(笑)。
もちろん、テントも寝袋もないはず。
「いや〜、山は最高だな!」
なんて言っていたわけでもないでしょう(笑)。
しかし、気になるのは、
「なぜ廣智は千葉山に来たのか?」ということ。
そこには、ちょっと不思議な話があります。
五色の瑞雲
廣智は諸国を巡歴していた際、千葉山付近で、
五色の瑞雲(ずいうん)
を見たと伝えられています。
瑞雲とは、めでたい出来事の前兆として現れる雲。
五色の雲です。
つまり……
不思議雲ですね!!
山にいつもいる私ですが、今のところ見たことがありません。
もしかすると、凡人には見えない雲なのかもしれません(笑)。
廣智は、その瑞雲に導かれるように千葉山へ入りました。
そして山中で千手観音を感得し、
「ここは千手観音の浄土である」
という趣旨の告げを受け、千手観音像を安置した。
これが智満寺の始まりにつながったと伝えられています。
山で何を感じたのか?
ここで気になるのが、廣智は山で何を感じたんだろう?
ということ。
霊気、光明、不思議な現象。
そんなものを感じたのかもしれません。
でも、1200年以上前のこと。
廣智本人に聞くことはできません(笑)。
ただ、私も山にいると、少し分かる気がするんです。
山って、色々なものを感じる場所なんですよね。
風。
木の匂い。
鳥の声。
木々の隙間から差し込む光。
夜になれば、突然聞こえてくる謎の物音。
「……また動物か?」
なんてこともあります(笑)。
静かな場所にいると、普段なら気にもしないものまで、妙に感じる。
もしかすると廣智も、この山で何かを感じたのかもしれません。
それが本当に特別なものだったのか。
それとも、自然の中で研ぎ澄まされた感覚だったのか。
私には分かりません。
1200年前と今
廣智が見た千葉山と、私が今見ている千葉山。
もちろん、時代はまったく違います。
でも、同じ山です。
もし廣智に会えるなら、聞いてみたい。
「廣智さん、ここで何を感じたんですか?」「う〜ん、そうだなぁ〜。」
なんて聞こえたら面白いのに。(笑)
……まあ、答えを聞く前に、
「そんなとこでキャンプすんな〜!」
って怒られるかもしれませんけどね(笑)。
この廣智と言う人物について、次の次かな?
もう少し書きます。ご興味ある方、お付き合い下さいね!
千葉山のハイキングが少しでも楽しくなりますように!


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