世の中には、「失敗博物館」というものがあるらしい。
スウェーデンにある、
その名も
直訳すると、失敗の博物館。
世界中から集められた、数々の「失敗した商品」が展示されているらしい。
例えば、歯磨き粉で有名な会社が作った冷凍食品。
……なぜ?
歯磨き粉の会社が、冷凍食品。
いや、別に作ってはいけないわけではない。
でも、歯磨き粉のイメージ強すぎるやん!
なんでやねん。
他にも、バイクメーカーが作った香水なんてものもあるらしい。
バイクと香水。
うん。
……なんとなく分からなくもない。
でも、やっぱりちょっと面白い(笑)。
この博物館では、そんな「失敗した商品」が展示されている。
普通なら、「失敗した商品なんて、わざわざ見たくない」と思うかもしれない。
でも僕は逆だった。失敗したから、見てみたいんです。
私はね!!
だって、成功した商品なら世の中にいくらでもある。
「この商品は大ヒットしました!」
「この会社は大成功しました!」
そういう話は、よく見る。
でも、
「これは失敗しました。」
「これは売れませんでした。」
「これはやりすぎました。」
そんな話は、意外と表に出てこない。
だからこそ、面白い。
そして、たぶん勉強にもなる。
なぜ失敗したのか。
どこで判断を間違えたのか。
そのとき、作った人たちは何を考えていたのか。
そう考えると、
失敗した商品って、宝の山なんじゃないか?
と思ってしまう。
そして僕は、ふと思った。
10年間ペンションをやってきた自分にも、かなりの数の「失敗」がある。
集客。
設備。
料理。
広告。
お金。
「これはいける!」と思って始めたけど、全然ダメだったもの。
良かれと思ってやったけど、効果がなかったもの。
あとになって、「なんで、これやったんだろう……。」と思うもの(笑)。
10年もやっていれば、そりゃ増える。
そう考えると、僕のペンションも結構いい博物館になるんじゃないか?
もちろん、できれば、失敗しない方がいい(笑)。
でも、失敗してしまったものを、
「なかったこと」
にするのではなく、
「こんなことをやってしまいました。」
と笑いながら展示してみる。
そこから何か見えてくるものもあるのかもしれない。
ということで、
「僕の失敗博物館」
少しずつ展示品を増やしていこうと思います。
……いや、できれば、もう増やしたくない(笑)。
でも、10年やってきたら、もう結構あります。
僕の失敗博物館は、今日も静かに開館しています。




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