PROJECT MOUNTAIN⑤イデオロギーって何だろう?

PROJECT MOUNTAIN

最近、アニメ『幼女戦記』を見ていて、「イデオロギー」という言葉が出てきました。

聞いたことはあるけど、正直よく分かっていませんでした。

調べてみると、一番しっくりきたのは、

「世の中はこうあるべきだ。」

「何を正しいと考えるのか。」

という考え方です。

なるほど。

そう考えると、身の回りにもイデオロギーって結構あるんですよね。(ちょっと理解が間違っていたらごめんなさい。)

例えば、ペンションを始めてから何度も言われてきた言葉。

「山の上では商売にならない。」

「田舎では稼げない。」

「宿は宿泊客だけで稼ぐもの。」

「山には何もない。」

「観光地じゃないから人は来ない。」

「なんで、こんな所で商売を始めたの?」

これって事実なんでしょうか。

私は、そうとは思いません。

多くの人が、そう信じているだけ。

「山では商売にならない。」

そんな”当たり前”が、いつの間にか正しいことのようになっている。

私は、それも一つのイデオロギーなんじゃないかと思いました。

だって、実際に僕は

「ここなら行ける!」

と思って始めたのです。

こういう考え方の人もいる。(自分なんだけど(笑))

実は、管理人室はハイキングコースのすぐ横にあります。

歩いている人の話し声が、結構聞こえるんです(笑)。

足音が聞こえるとドキドキ!

開業したばかりの頃は、

「こんな所でフレンチやっても来るわけない。」

「ここでフレンチ食べても、お酒飲めないじゃん。」

「そばないのかよ〜。」

そんな言葉を聞くたびに、結構落ち込みました。

「やっぱりそうなのかな…。」

そんなことを何度も考えました。

でも最近は、違う声も聞こえてきます。

「ここの料理、美味しいんだって!」

よし!!!

「この山に登ってきたら、みんなここでカレー食べていくんだよ。」

よし!!!

これを聞くと、やっぱり嬉しいですね。

管理人室にいると、嬉しかったり、悲しかったり。

感情が忙しいです(笑)。

だから私は、最近よく思うんです。

「その考え方、本当に正しいの?」

もちろん、うちのペンションは大繁盛しているわけではありません。

だから偉そうなことは言えません。

でも、

「山では商売にならない。」

という言葉だけは、どうしてもそのまま信じる気にはなれないんです。

共産主義や資本主義、国家主義なども、「社会はこうあるべきだ。」という考え方と深く結び付いています。

イデオロギーって、

正しい・間違いを決めるものではなく、

「自分は何を当たり前だと思っているのか。」

それに気付くための言葉なのかもしれません。

PROJECT MOUNTAINを始めてから、私はずっと一つのことを考えています。

「山には何もない。」

本当にそうなんでしょうか。

もしかしたら、まだ誰も価値を見つけていないだけかもしれない。

まだ答えは出ていません。

でも、その答えを探すために、私は今日も山の上で考え続けています。

PROJECT MOUNTAINは、その考えの記録です。

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