ある日のこと。
家で娘と話をしていた。
「パパ、これ買ってきて。」
そう言われて渡されたのは、湿気取りシート。
まあ、普通の商品です。
ところが、娘が言った。
「これ、しっけとれしーと?」
「……ん?」
一瞬、何を言っているのか分からなかった。
「しっけとれしーと?」
「湿気取りシート。」
「あぁ、それ。」
いや、最初からそれだろ(笑)。
でも、一度そう聞こえてしまうとダメですね。
もう、湿気取りシートにしか見えないはずなのに、頭の中では、しっけとれしーと。
何だ、その商品名(笑)。
山の上で暮らしていると、湿気は結構身近な問題です。
雨が続けば、部屋もジメジメする。布団も気になる。
洗濯物も乾かない。
ペンションをやっていると、こういう「目に見えない湿気」との戦いも地味にあります。
だから湿気取りシートは、ちゃんと必要なんです。
……必要なんですけどね。
一度「しっけとれしーと」と聞いてしまった僕には、もう普通の商品には見えません。
しかも娘は、こういうくだらないことをよく言う。
そして、僕もこういうくだらないことを結構覚えている。
たぶん、ブログなんてやっていなかったら、こんなこと、次の日には忘れていると思う。
でも、「これ、記事になるんじゃない?」と思ってしまう。
10年間ペンションをやってきて、料理のことを書いたり、経営のことを書いたり、千葉山の歴史を調べたり。
そんなことを書いている一方で、湿気取りシートを「しっけとれしーと」と聞き間違えた話まで書いている。
……幅が広すぎる(笑)。
まあ、いいか。
これも山の上で暮らしている、ある日の出来事です。
ちなみに、「しっけとれしーと」と検索しても、たぶん何も出てきません。
当たり前です。
僕が勝手に作った言葉なので(笑)。
今日も山の上は平和です。
ちょっとくだらない会話になってしまいますが……



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