「ケチ」。
あまり良いイメージの言葉ではありません。
「こいつ、本当にケチなんだよ。」
なんて言われたら、ちょっとショックですよね。
「たまには奢れよ。」
「いつもお金出さないよね。」
そんなイメージが真っ先に浮かびます。
でも、最近ふと思ったんです。
ケチって、本当に悪いことなんだろうか?
例えば、友達の家に遊びに行ったとします。「エアコンの温度を少し上げてくれない?」
「トイレの電気、消しておいてね。」
こんなことを言われたら、
「ケチだなぁ。」
と思う人もいるかもしれません。

でも、その人には守りたいものがあるだけなのかもしれません。
子どもの教育費。
老後の生活。
大好きな趣味。
あるいは、家族との旅行。
人は、自分にとって大切なものにはお金を使います。
逆に、それ以外のところでは節約しようとします。
つまり、「ケチ」ではなく、「守るものがある」という見方もできるんじゃないでしょうか。
そう考えると、少し印象が変わってきます。
「ケチ」が褒め言葉のように感じて来ました。
宿を経営していると、光熱費や食材の値段はどうしても気になります。
電気をこまめに消したり、無駄を減らしたり。
昔なら
「ケチになったなぁ。」
なんて思っていたかもしれません。
でも今は違います。
この宿を続けるため。
家族を守るため。
お客様に喜んでもらえる料理を出し続けるため。
そう考えると、節約は「我慢」ではなく、「守るための選択」なのかもしれません。
もちろん、何でも許されるわけではありません。
自分のお金を守るために、山へゴミを捨てる。
不法投棄をする。
ポイ捨てをする。
これは違います。自分が得をする代わりに、誰かへ迷惑を押しつけているだけです。
山には「ゴミを捨てないでください」という看板がたくさんあります。
PROJECT MOUNTAINでは、
「ゴミの山を観光地に変えた事例」
なんかも調べています。
でも、それは捨ててもいいという話ではありません。
価値を生み出した人がいた、というだけの話です。
ゴミを捨てる人と、価値をつくる人。
似ているようで、まったく違います。
結局、ケチには二種類あるのかもしれません。
守るためのケチ。そして、人に迷惑をかけるケチ。
同じ言葉でも、その中身はずいぶん違います。
PROJECT MOUNTAINは、「当たり前」を疑うプロジェクトです。
今回も、「ケチ」という言葉を少し違う角度から見てみました。
もしかしたら、「ケチ」という言葉の裏には、その人が本当に大切にしているものが隠れているのかもしれませんね。
もし、「私ってケチなのかな?」と思っている人がいたら、大丈夫。
PROJECT MOUNTAIN的には、それは褒め言葉です。(笑)

※ケチってタイトルだから、貯金箱撮りたかったんだけど…
ペンションには貯金箱がありません(笑)
なので蚊取り線香の豚の写真を撮ってみました。
お金は入りません(笑)


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